平成23年 2011年 マラソンの歌33号-9
  第14回立山登山マラニック  
ウオークの部
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頂きし日除け帽子の参加賞早速活用気に入りたれば

見渡せば同じ帽子の仲間たち同慶ならむ被り心地は

走り寄り児らのくれたる濡れタオル汗をぬぐひて心地よきかな(称名エイド)

 

後ろから来る人あれば道譲りマイペースにて八郎坂登る

喘ぎつつ登るスポット逆光に一条白き称名の滝

後ろより近付く足音木道は一人にて満員避け場へ急ぐ

 

それぞれに特長ありて胡瓜エイド塩をたっぷり付けて頂く

ソーメンの滝の展望水量は豊かに白し今年の流れ

到着が丁度昼時粥二杯腹にかき込み山頂目指す(室堂エイド)

 

わづかにも道覆ひたる雪渓が今年も有りたり怖づ怖づ渡る

一の越過ぎればがれ場道筋を思ひ思ひに山頂目指す

四つに這ひ辿り着きたる山頂の神社詣での順番を待つ

 

山頂のやしろのさ庭に頭垂れお祓ひを受けお神酒頂く

護符の鈴頂きたるを身に付けて下れば響く運ぶ歩毎に

湯に浸かり眼下に眺める地獄谷最終ゴールは雷鳥荘なり



 

 

 

 


8月は初めと終わりの日曜日が奥武蔵と立山登山が私の毎年の恒例です。ところが、奥武蔵の日が子や孫との河口湖への一泊旅行となり棄権しました。その代わりと云うか、盆明けに「出羽三山神社錬成修行道場(山伏修行)」に行きました。月山から湯殿山へ下山中転んで、尻餅をついたのが黒く大きな痣になり、右腰を下にして寝られない程の痛みが残ったままの立山参加でした。少々オーバーかな・・・。

名簿を見て同名の方がいるものと思いましたが、「近藤さなえ」さん、「砂漠レース日本事務局情報」管理人であり、南アフリカ大使館勤務の本人とはびっくりです。宿が同じで夕食が一緒になりました。つい最近コムラッズマラソン(南アフリカ共和国で行われている、世界最古最大のウルトラマラソンで、私は2000年記念第75回大会に参加。)のミニ同窓会が南ア大使館で催され、私はワインをタップリ頂きましたが、本人はアルコールが全く飲めない方とは知りませんでした・・・。

★ 八郎坂冷やりと思ふことしばし足のもつれに老いの身にしむ
★ 八郎坂足のもつれて滑り落つ夢に寝苦し熱帯夜続く

上記は昨年の歌2首です。私はこの所急速な足の衰えに、立山も今年が最後と思って臨みました。時間を気にせず、慎重に登ったせいか、昨年ほどの危機感を覚えることなくゴール出来ました。今年から制限時間が30分短縮されたにもかかわらず、1時間ほどの余裕がまだ有りました。ウオークは初めからよほどのことが無い限り、誰でもゴールできる時間設定です・・・。

失敗はうっかりキャリーバックで行ったことです。室堂から雷鳥荘まで提げて行かなければなりませんでした。大した重さで無かったのと、昨年までは道路が補修中で歩きにくかったが、今年はほぼ終了していて助かりました・・・。

心配していたのは二段ベッドの上段になってしまうことです。ひん尿の私は是非とも下段でなければなりません。が、心配無用でした。私は7回目の参加にして今年初めて和室でした。8畳に6人は、山小屋では狭いなどと云えないですね・・・。

楽しみは宴席ですが遅く行くと立席になってしまいます。が、田中千尋さんが席を確保して呼び止めてくれました。スタート前、数年前の慎ちゃんツアーは「第8回ソウル国際市民マラソン」で、一緒だったと挨拶してくれました。だが、私は全く忘却の彼方でした。ともあれ田中さん、席を確保の上に日本酒がお好きでお付き合いありがとうございました・・・。

来年も和室を要望して行こうかな。定員オーバーは抽選ですが当るかな。当選の秘訣は申込時のコメント欄に、参加の意欲をいかに呼びかけ人のハートに訴えるかにあります。ちなみに今年の状況は、マラニック応募者298人中当選者223人、ウオーク113人中当選者63人でした。(当選者数=参加者名簿より)


参考1 ゼッケン2382=うずら=後藤文さんのマラニック完走記
参考2 ゼッケンW374(ウオークの部)=大平元峰=馨さんのブログ

参考3 雲峰のマラソンの歌
第1回立山登山マラニック
第9回立山登山マラニック(ウオークの部)
第10回立山登山マラニック(ウオークの部)
第11回立山登山マラニック(ウオークの部)
第12回立山登山マラニック(ウオークの部)
第13回立山登山マラニック(ウオークの部)






より鮮明なPDFにてご覧ください。 8-27-tateyama.pdf へのリンク


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