平成22年 2010年 マラソンの歌32号-12
(ウォークの部)
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年輩の友の名名簿に見当たらず老いとは悲し年年歳歳 声かけてくれたる人の覚えなしわが痴呆症お許しの有れ 萩すすき目に明らかに秋なればもみぢに見紛ふなら枯れ悲し 山桜の花に見紛ふ山々のなら枯れ哀れ異常気象に 足元を見つめて登れば頭打つ八郎坂険し四つに這ひつつ 八郎坂冷やりと思ふことしばし足のもつれに老いの身にしむ 樹林帯抜ければ高原爽やかにガスの切れ間に山頂の見ゆ 到着を名前呼ばれて迎へらるエイドのスタッフ昔乙女ら 雪渓が未だ残れり下界では各地で猛暑日更新続くも 辿り着く天界ゴールの雄山神社お祓ひを受けお神酒頂く 山頂に長居は無用直ぐ下山雷鳥荘が最終ゴール 八郎坂足のもつれて滑り落つ夢に寝苦し熱帯夜続く 夢に怖じ腰が引けるも来年も参加の予定皆に会ふべく |
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