マラソンの歌 37-6
平成27年 2015年
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わが要望受け入れくれてウオークなりリニューアルなる伊達なマラニック 松島湾浦戸諸島の島めぐり島内ウオークに乗船三度 桂・野々‣寒風沢(さぶさわ)島を巡りたりウオークおよそ15kmなり 打ち上げの乾杯音頭は引き続きわれの役目に即刻乾杯 今年又のん兵衛仲間の守ツアー先ず最上川舟くだりより 下船後に土門拳の写真見て山居倉庫にて昼食を摂る 多種クラゲ加茂水族館の見ごたへに堪能したりアシカのショーも 庄内の酒蔵銘酒出羽の雪試飲百円とまれ頂く サンセットビューポイント夏至の陽が窓の二重に二つ見えたり 鶴岡より寒河江に向かへば思ひ出づ六十里街道歩みしことを 休憩の月山ダム湖展望台噴水上がるをずんだ餅喰ひ待つ 三度目となりたる訪れニッカウヰスキーいづれもみちのくランに関はる |
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今日の観光は最上川の川下りをメインに酒田の山居倉庫、土門拳記念館、鶴岡市の加茂水族館(通称くらげ水族館)、出羽ノ雪酒造試飲と続き、最後に日本の夕日百選に入った由良温泉に泊まるハードなスケジュールである。その為、いつもより早い朝の7時にホテル玄関前に集合した。 今日の守観光ハイヤーはもう着いていた。守さんは此処に来る前地元の走友会の練習に参加して来たそうだ。大したものだ。これが仙人の名だたる所以である。 「最上川川下り」 9時20分頃川下りの乗船所「小口港」に着いた。運良く9:30の船に乗れた。この辺の最上川は川幅も広く、ゆったりとした流れであった。川下りは京都の保津川下り、熊本の球磨川下りなどの急流を船頭が竹竿でバランスを取りながら下って行くと言うイメージがあった。レインコートが貸与されるが水しぶきでずぶ濡れになり悲鳴を上げ下っていくのだと想像していた。しかし此処は違っていた。静かにゆっくりと下ってゆき何の刺激もない。当りに人家も交通量も無く、全くの静寂な状態で進んでゆく。此処はこれが売り物らしい。 約12km、1時間の船旅であった。途中船頭の「最上川舟唄」を聞きながら、日本酒で一杯と言うのんびりした時間を楽しんだ。乗船料金2,200円はやや割高感がある。 終点の草薙港では船に乗らないで車を回したくれた守仙人が待っていてくれた。有難い事だ。次の酒田の山居倉庫へ向かった。 山居倉庫 パンフレット抜粋 明治26年(1893)に建てられた米保管倉庫で、米の積出港として賑わった酒田の歴史を今に伝え、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケーション舞台にもなりました。白壁、土蔵づくり9棟からなる倉庫の米の収容能力は10,800トン(18万俵)。夏の高温防止のために背後にケヤキ並木を配し、内部の湿気防止には二重屋根にするなど、自然を利用した先人の知恵が生かされた低温倉庫として、現在も現役の農業倉庫です。 敷地内には酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」、庄内米歴史資料館が併設され観光客で賑わっています。樹齢150年以上のケヤキ41本の連なるケヤキ並木の色合いは、季節とともに変わり見る人を魅了します。 我々もゆっくり廻った。今日は日曜だが、さすがここまで遠出して貰う来ると東京と違って観光客も少なく、けやき並木を歩いて行くと中々の趣である。丁度、昼食の時間なったので食堂に入った。倉庫を改修して内装など風情であったが、もりそば一杯1200円は高いな。 昼食後、次の「土門 拳記念館」へ向かう。 「土門 拳記念館」 市街地より約4km離れた「飯森山公園」の一角に建てられていた。まず建物の美しさに見入った。有名な建築家が設計し、数々の建築の賞をとったそうだ。 建物に入ると、今月の展示の特集として「古寺巡礼」が催されて。有名な室生寺の数々の作品に圧倒された。その他色々展示されていた。写真は抽象的な絵とは解りやすかった。 建物を出て少し周辺を散策して次の「くらげ水族館」に向かった。 「加茂水族館(クラゲ水族館)」 東北の片田舎の小さく、老巧化して倒産しそうな水族館が偶然出会ったクラゲの赤ちゃんを飼育して展示した。くらげは今までの水族館では脇役であったが、此処では主役にした。珍しいので人気が出たそうだ。評判になり今は物凄く観光客を集めている。今日も結構混んでいた。 水槽の中で怪しく光る様は幻想的で素晴らしかった。ただ最近冬に日本海を荒らす巨大な「越前クラゲ」を見たかったが、展示されていなかった。その後変わり映えしないイルカショーを見た後「出羽ノ雪」の酒造元渡会會店に向かった 「出羽ノ雪 酒造資料館」 資料館には江戸時代からの酒造り方式、道具類、米作りの関連資料が展示されていたが、地味で面白く無かった。実際の酒造りも行っているようだが見学コースには入って無かった。 試飲コーナーには此処で作られている出羽の雪等様々な酒類が並んでいて、その何種かが試飲出来る。5種類位あったかな。皆さん全種試飲したようだ。今晩の宴席用に出羽の雪大吟醸を買った。この店の良いところは車運転のため試飲出来ない守さんにカップ酒1本進呈してくれた。いよいよ最後の由良温泉に向かう。 由良温泉「ホテル サンリゾート庄内」 海を見下ろす丘の中腹に建てられて、非常にロケーションが良い。この浜の夕日は日本夕日百選に選ばれたそうなので、楽しみだが今は水平線に雲が掛かっているのが一寸心配だ。 風呂に入り部屋で軽く一杯の後食事へ行った。大食堂ではなく海に面した個室を我々に与えられた。給仕掛かりも一人付きサービスも良かった。食事も食前酒、前菜から香の物、デザートまで計13種の献立が出て豪華だった。ただ値段が1泊2食で8,500位のリーズブルな値段なので高級食材は出てこなかった。例えばしゃぶしゃぶは牛でなく豚しゃぶであった。刺身も鮑、海老はでなくて地場の魚だった。これはこれで良いと思うが。 いよいよ夕日の時間となった。運良く雲間は晴れた。夕日が沈むまで、素晴らしい景観を楽しむ事が出来た。その後も興奮が冷めず結構酒が進んだ。当初は宿の酒を注文したが、その内自前の酒を飲みだした。特別苦情も出なかった。部屋に帰り、今日は強行スケジュールなので皆早く寝た。 |
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年寄りは嫌だね!明るくなる前の午前4時頃からガサゴソやりだした。昨晩は10時前に寝たので6時間以上寝たことになる。年寄りの睡眠時間では当たり前か。6時過ぎに各自ジョグ、散歩に行きだした。此処は近くの朱塗りの橋を渡る「白山島」しか行き所がなく行き帰り道で全員とすれ違った。 朝風呂に入り朝食を済ませ9時前には出発した。朝食はごくごく当たり前のホテル食で目新しさは無かった。 「曹洞集宗 善寳寺」 ホテルを出て鶴岡の市内を通り抜け善寳寺に着いた。 此処は五重塔と山門が見所だそうだ。中々風格があった。つじポンとChiiさんは約10年前菅原パパさんの「奥の細道」で来たそうだ。お寺の建物は見覚えがあるが、何処からどう来たのかすっかり忘れたそうだ。ただ「鶴岡100km」の菊池さんが若い女性を連れて案内してくれたのは微かに覚えている。 「道の駅 月山」 仙台への帰り道此処に寄った。地元の通、守仙人さんのお薦めの場所だ。何がお奨めかと言うと此処の名産山ぶどうを原料とした「月山ワイン」始め各種ワインの試飲が飲み放題だった。この駅は訪れる人が少なく従業員が少なく、試飲サービス、監視する人が居なく自由に飲める。多少多めに飲まれてもその方が人件費に比べ安く済みそうだ。 「月山湖大噴水」 仙台への帰り道112M迄吹き上げる日本一大噴水があるので寄った。この時期は1時間に1回10分程度だ。丁度噴水10分前に到着だったので運が良かった。流石日本一だけあり素晴らしかった。 ニッカウィスキー「仙台宮城峡蒸留所」 大噴水を見た後、一路仙台駅に向かった。列車は18:44で少し早く着きすぎるので、途中ニッカウィスキー「仙台宮城峡蒸留所」に寄ることにした。此処は数年前見学し勝手を知っているが仙台駅で時間を潰すよりまあ良いか。 ニッカウィスキーの製造工程と歴史を約60分掛けて説明され、最後は試飲だった。前もそうだったが試飲は3種のウィウキーがほんの少々だった。後は併設の土産売り場で買えと言う事だ。 「仙台駅」 無事仙台駅に着いたので、守さんとは此処で別れた。2日間の運転有難う御座いました。 出口香さんが見送りに来ると言うのでと新幹線改札で待ち合わせをしていたが、少し時間が早かったのでコンコースで時間を潰していた。そこに出口さんが地酒を差し入れに持って来てくれた。改札に直接行かず去年も此処で飲んでいたから、見当を着けてきたそうだ。大当たり。 無事列車に乗り込んだ。差し入れのお酒は、近々福井亭で宴会があるのでその時持参しようと提案したが、酒に卑しい雲峰さん、髭加来さんが飲もう飲もう言って、すぐ空にしてしまった。サリーさん持参できなくて残念。 大宮で雲峰さん、髭加来さんが降りて、つじポン、Chiさんは東京駅迄行って帰路に着いた。 「費用」 つじポンの場合 交通宿泊(仙台2泊 東京⇔仙台)23,800 前夜祭 トントン 3,500 ウヲーク参加費 1,500 懇親会 3,000 観光プール費用 10,000(ガソリン、高速料金、乗船・拝観料含) 由良温泉宿泊 9,000 車内食料他 2,000 家庭への土産 4,000 総計3泊4日で47,800円 これだけ楽しんだから安いものだ。これも出口さん、守さんのお陰だ! これに加えて、つじポンは参加出来なかった、ウォークの交通費、昼食で約3,000掛かっているそうだ。 |
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