平成23年 2011年 マラソンの歌33号-5
  塩の道・秋葉街道-1  
相良〜掛川〜森
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2日目背景掛川城(15年前の参加者5人、呼びかけ人田中・游・菅原・雲峰・撮影者田口)


 

十五年前に出でたる塩の道再び参加す歩き旅にて

新しき道標の立つ塩の道整備されたり記憶消されて

 

牧の原は一面茶畑山々は浅黄の椎が際立ちにけり

曖昧な記憶の中に蘇る樽に収まる飲兵衛地蔵(応声教院)

 

蘇る蜂に刺されし藪こぎの場所の特定模糊と曖昧

刺されしは陣馬峠の下りかと思ふ記憶ももこと曖昧

 

今晩の宿は掛川先年は走りて昼頃過ぎたるものを

建て替へて街道起点の一の鳥居やしろ新し落成去年(秋葉街道)

 

藪こぎの末に退却塩の道地図に載る道辿りしものを

昼間にも明かりが灯る常夜灯秋葉街道鄙びたるにも(森町戸綿)

 

帰路の足天浜線ゆゑ塩の道此度の終着遠州森町

雨の中遠江国の一の宮小國神社まで足延ばしたり


デジカメの最小サイズの撮影にわれの失敗文字が読めなし

失敗は撮りたるサイズ最小に説明板の文字が読めなし


参考1 15年前(平成8年)塩の道マラソンの歌




参考2 塩の道 フリー百科事典『ウィキペディア』より
参考3 塩の道・秋葉街道
参考4 一宮 一宮の一覧 フリー百科事典『ウィキペディア』より
参考5 秋葉山本宮秋葉神社 フリー百科事典『ウィキペディア』より


第26回 東海道完歩会・脇街道編のお知らせ
投稿日:5月12日(木)18時54分 >>-- 投稿名:呼びかけ人 --<<
第26回 東海道完歩会・脇街道編のお知らせ

今回からは、東海道と直行する塩の道・秋葉街道編が始まります。スタートは、海の東海道の湊でもあり、歴史上では悪名高き田沼意次の城下町でもあった相良の海岸です。ここから北上し、塩買坂・正林寺、応声教院、陣場峠を経て掛川宿を通り抜け、大池の秋葉山一の鳥居より遠州森町へ向います。
宿泊は、掛川宿の旅館を探しています。
その後は、秋葉神社、水窪、青崩峠、高遠、諏訪湖、松本、糸魚川、日本海へ
■とき 2011年5月21日(土)〜22日(日)
■集合 5月21日(土)AM8:15 相良サンビーチ海水浴場
※静鉄バス・特急静岡相良線(始発7:00発)に乗車・静岡駅北口14番バス停留所(ホテルアソシア前)
終点・相良営業所下車。徒歩10分でスタートに間に合います。
※おすすめは、相良での前泊です。呼びかけ人は、民宿・美宇良に前泊します。
民宿・美宇良: 牧之原市相良235-9  0548-52-0190  1泊2食6500円、サンビーチ近く
■コース  静岡駅→相良営業所⇒相良港→秋葉街道起点→園峠→塩買坂→正林寺→陣場峠→掛川宿塩町→大池追分・秋葉山一の鳥居→森町【歩行予定45km】
■勉強会テーマ   相良藩・塩の道について 
※ 参加の方は宿泊の有無を、5月19日(木)までに連絡下さい。
■行動中の連絡先 090-3096-7831 または  tabi-chan@docomo.ne.jp


追記  呼びかけ人レポート

(前回の概略)
■ 塩の道・秋葉街道編は、5月21日〜22日、10名の参加でした。
一日目は、晴天の下、前泊組がバスでの到着組をまって太平洋岸の相良サンビーチからスタート。相良湊、田沼街道起点から塩の道起点へ向う。道路拡幅のため以前の面影無く、町外れの高架工事中で道に迷い、田んぼ作業のおばあちゃんに教えてもらい高架脇の旧道に復帰。その後は、茶畑の多いのんびりとした旧道が続き、塩買坂で旧道が消えていて正林寺付近で一部逆コースなった。応声教院で萩田さんと合流。陣馬峠旧道が消えていて迂回路で下る。駅近くの、天金で宿泊。

二日目は、掛川宿をスタート。掛川城近くの逆川沿いに進み十九首塚より東海道に戻り、大池の新装成った秋葉山遥拝所(秋葉山一の鳥居跡)より秋葉街道に入る。一部秋葉街道らしい旧道は残るものの耕地整理のためか街道の多くは消えていた。掛川の「塩の道・秋葉街道保存研究会」によるウォーキングコース誘導看板がコーナーコーナーに設置されていた。本来の塩の道ルートの探査もやっているとのことだが、廃道が多いため旧道のみにこだわらず現在歩ける秋葉街道と車の少ない里道をつないでいるようだ。

その後も、ゴルフ場のため大きく迂回するルートもあり、前回のコース図とは大半で違っていた。秋葉街道部分には常夜燈も残り歩きやすい道ではあった。原田駅近くの旧道峠越えにチャレンジするも途中で道は消えていて撤退。架け替え工事中の横川橋を森町の市街地に入り遅い昼食。森町では、歴史資料館見学後、遠州国の一の宮である小国神社を参拝し、天竜浜名湖鉄道の遠江一宮駅で解散。[歩行距離:48km(秋葉街道41.2km)]


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