マラソンの歌33号-4
  第6回大井川新緑マラニック  

平成23年 2011年
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大会が自粛ムードに中止され代はりに出でたる手作り大会

SLの走る沿線のマラニックワープ可能と判り出でたり

新緑の季節は茶所SLに新茶のサービス茶娘乗りて

 

山陰のスタート寒し朝六時昨夜の骨酒少し残るも

茶所の友は茶娘仮装なり赤き腰巻艶やかに巻く(上野かづ江さん)

谷深く日当り日蔭の影の濃しダムの放水しぶき虹見ゆ

 

快晴に眩きばかりの新緑の萌黄の茶畑山の奥にも

ゆらゆらと揺るる吊り橋渡り行く足下隙間の水色ブルー

往復とも寄りたる茶店寸又峡生を注文喉越しうまし

 

われワープに間に合はせたる千頭駅遅き昼飯饂飩を啜る

降りたるは駅舎レトロの下泉昭和の初期の佇まひなり

幾度も掛かる吊り橋渡るなり高所恐怖のわれ怖づ怖づと

 

十五キロワープなしても時間内完走危ふし少々オーバー

打ち上げの川根温泉大広間注目されたり集合写真

五十キロも満たなき距離に筋肉痛まこと老いたり二日走れず





開催日  514〜15
大会要項PDF 5-14-ooigawa-p.pdf へのリンク
呼びかけ人  萩田博氏のレポート
参考  参加者川島安一さんのブログ「山草人のモノローグ」


私は少なくとも月に1度はどこかの大会に参加したいと思っています。5月は北海道一周が昨年で終わったので、久しぶりに安中仮装マラソンに参加の予定でした。が、震災の自粛ムードに中止になってしまいました。こんなとき幸いなのが少々無理の云える仲間の手作り大会です。

そこで、一度は出たいと思っていた萩田さんの「大井川新緑マラニック」に参加することにしました。が、60km制限時間10時間は老いぼれの私には不可能で、ワープ可能か調べての参加です。事前に萩田さんが地図をくれました。私は千頭駅から下泉駅までおよそ15kmをワープすることにして、ネットで大井川鉄道の時刻表をコピーして準備万端、確実なビリッ穴に備えての参加です。

ところが執念に「もう一度・・・2011 さくら道ウルトラ遠足」を決行した萩田さんが、象足状態のため無理をしないで、私に合わせてくれることになろうとは全く思いもよらないことでした。お陰で大会の歴史や現在地の解説・すれ違う仲間らの話題に飽きることなく前進できました。

いま一つの発見は萩田さんが思いのほか女性にもてることでした。サポートをしてくれた河合恵子さん・佐野澄子さん・長島尚子さんありがとうございました。何度お聞きしてもお名前が覚えられず、またまた萩田さんにメールで尋ねたのでした・・・。

ともあれ、大井川上流の新緑に癒されました。紅葉の最盛期にも来てみたいと思いました。萩田さん開催よろしくね・・・。


前日の企画も楽しいものでした。

 

金谷駅にてSLに乗車、弁当を食べながら早くも宴会ムードでした。

 

奥泉でアプト式に乗り継ぎ、車窓から大井川上流の新緑を楽しみました。

 

奥大井湖上駅で下車、接岨峡温泉までの新緑を楽しめと歩かされました。

 

夕食後手筒花火を抱えての踊り、囲炉裏を囲んで骨酒の回し飲みを楽しみました。 



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