平成22年 2010年 マラソンの歌32号-9
    
(その2)山形宿〜新庄宿
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マラソンの歌と云ひつつ実態は歩き旅歌われ衰へて

衰へて走れなければ歩くなり詠ふ紀行記歩き旅歌

マラソンの歌に代はりてわれ綴る歴史の道の歩き旅歌

名産の色付き赤きさくらんぼ畑大方網に覆はる

ごく稀に裸のままのさくらんぼ失敬一つ道端なるを

宿で飲むビールの安くその上に焼酎無償に皆のご機嫌

ばあちゃんに麩の店寄れと勧めらる地元の名物試食できると

ばあちゃんが煎餅くれて話し込む豪雪地帯の鄙びし酒屋

 

 

 


蕨漬け珍しくなししかれどもわれに珍し長きままなる

田園を隔て開けて鳥海山月山が見ゆ芭蕉も見たる

見当を付けたる古道の入り口が判らず通過新道辿りて

出口より往復なしたり猿羽根峠入り口判らずトンネル抜けて

峠には藩境表示の道標が頭部欠けたるままに佇む

新幹線在来線に乗り入れて踏み切り数多封鎖されたり

食堂は無しとあきらめ昼食をパンなど買ひて店先にて食ぶ

店先にて買ひ喰ひすれば蕨漬け店主自前を差し入れくれたり

降られしは中日半日東北も梅雨入り寸前関東は入る




呼びかけ人  菅原強氏

6月13日(日)山形〜天童 約14km 駅前ビジネスホテル都旅館泊

6月14日(月)天童〜尾花沢 約28km 加登旅館泊

6月15日(火)尾花沢〜新庄 約23km

参考 羽州街道歩き旅その1(桑折〜山形)


行ってきました第2回羽州街道

 投稿者:雲峰  投稿日:2010年 6月16日(水)20時20分0秒
  初日天童宿泊。宿泊の都旅館の焼酎2.7lの
無償サービスにわれわれ一同上機嫌でした。
酔っぱらってのエピソードがいくつかあるようです・・・。

地元の方との楽しい触れ合いがいくつか有りました。
その1、私たちの街道歩きを問われて、関心を持って聞いてくれたばぁちゃん、
この地の名物「直ぐ先のお麩屋さんに寄って行け、試食が出来る」と、「奥山製麩所」。
http://www.fu-okuyama.jp/index.html
われわれ一同大いに堪能しました。

その2、のどが渇いてビール休憩にひなびた酒屋に入りました。
店先のビール籠を勝手に取り出して腰かけにして呑んでいたところ
腰の曲がったばあちゃんが売り物のせんべいをつまみにと出してくれました。
歩き旅の私たちを応援してくれてのことです・・・。

その3、3日目昼時の舟形宿、小さなスーパーで買い物をしての食事です。
女将さんがワラビ漬をどっさり差し入れしてくれました…。
うまかったこと・・・。


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