平成21年 2009年 マラソンの歌31号-12
由比~岡部
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景勝の富士は見えなし昨日今日三度もわれは峠辿るも(薩埵峠) 対岸の仲間に手を振りそそのかす渡し場跡を徒に渡れと(興津川) 対岸の仲間ら応へて徒渡り気持ちよからむ水透き通る 夏故に清々しくも徒渡り冬の渡しの昔を偲ぶ 興津川河口に健康ランド建つ広重描くは松原なるも 昼飯を二手に分かれてわれは蕎麦向かひの寿司屋に大方入りて 旅先で折々初物口にする無花果天麩羅油山温泉にて 東海道ウオークの旅に弥次喜多の銅像仲間に入れて撮影 崩れたる堀の石垣見物す地震被害の駿府城跡 安倍川の川幅広し興津川は徒渡りには手頃なるべし 安倍川餅喰ひて追っかけとろろ汁さすがに櫃まで空にはできず(石部屋・丁子屋) 振り向きて広重描きたる位置と決む川を左に思ひ来たりて(岡部宿) |
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難所の薩埵峠、海岸端は日本の大動脈、JR東海道・国道・1号線・高速道路が通っています。 薩埵峠からの富士山の眺めが古来有名なのですが見えません。 |
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興津川渡し場跡。カメラアングルを右上方に振ると浮世絵の視点になると思います。(写真は菅原さん) |
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浮世絵は巴川稚児橋から下流方向とのことですが、撮影に失敗、写真は上流方向です。 |
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浮世絵の正面の山は賤桟山(しずはたやま)。写真は橋の左側から撮るのが正解ですが、 交通量が多くて渡れませんでした・・・。 |
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浮世絵は夫婦二人の経営ですが、現在はバス・車での来客で引きも切りなく大繁盛してました。 |
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浮世絵に描かれている川が岡部川。岡部川を右に見られるところでこの辺りかと撮りました。 |
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集合場所7:30では当日参加の交通手段がなく、前泊しなければなりません。私は奥津の「駿河健康ランド」に予約を入れて、呼びかけ人の思惑に沿うべく、前日夕方由比駅に下車して薩埵峠に向かいました。しかし、今にも降り出しそうな天候で夕焼けの富士山は見られませんでした。 翌朝東の空は雲がかかって、朝焼けの富士山は見られそうになかったが、宿を5時少し過ぎに出ました。これまで一度もチェックポイントになったことのない奥津川の渡し場跡を確認すべく。土手に出て犬の散歩のおじさんに聞くと、川の西側の土手に碑があると、方向を指さして教えてくれました。 当然ながら集合場所に余裕を持って到着出来ました。朝飯前でしたが、幸いなことに駅前の店が開いいました。多少無理を言ってカップラーメンにお湯お入れて頂き、そこで食べることにしました。ビールがあります。大瓶1本520円。頂くことにしました。窓越しに見かけた越田さんを呼び込んで付き合わせてしまいました・・・。 完歩会は1日22・3キロの行程です。道筋の寺社名所旧跡に立ち寄って行きます。私はテーマとして、広重の浮世絵の現在地を確認することでしたので、詳しくは同行の村松一弘さんのレポートをご覧下さい。 |
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第5回 東海道完歩会のお知らせ(呼びかけ人掲示板にて) 投稿日:8月8日(土)07時33分 >>-- 投稿名:呼びかけ人 --<< ■と き 2009年8月22日(土)~23日(日) ■集 合 8月22日(土)AM7:30 JR東海道本線・由比駅・改札口付近 ■コース 由比駅⇒望嶽亭藤屋→薩埵峠→興津宿→清見寺→江尻宿→追分羊羹→草薙→府中宿→安倍川→鞠子宿→吐月峰柴屋寺→宇津谷峠⇒岡部宿(歩行予定43km) ■勉強会テーマ 東海道五十三次の旅と宿場・街道用語について ■行動中の連絡先 0903-096-7831 または tabi-chan@docomo.ne.jp ● 前2回では、富士山に嫌われて姿を見せてもらえませんでしたが、今回、天気がよければ、名勝・薩埵峠からの富士山の絶景を楽しむことができます。由比か興津に前泊(駿河健康ランド054-369-6111が近くて便利)し、薩埵峠からの夕焼け富士、朝焼け富士を見れるかもしれません。開店時間に合わせて、石部屋、丁子屋にも立寄りたいですね。【歩行予定43km+α】 ※ (静岡市・油山温泉)で宿泊予定です。参加の方は、宿泊の有無を8月18日までに連絡ください。(呼びかけ人) 呼びかけ人のHP |
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