マラソンの歌29-12
その6高取〜京都(平成19年9月9〜16日)
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乗り継ぎの間を勘違ひ乗り遅れドジ踏みスタートす仲間ら追ひて われの来し明日香マラソン何時なるか思ひ出だせず史跡を巡る 小刻みに起伏激しく道狭しよくぞ駆けたり明日香マラソン(平成元年)
山辺の道に店なく昼時を皆の持ち物分け合ひて喰ふ われかって所属せし会「山辺の道」道の辺に師の歌碑の建つ(石上神宮) 当てにせし店が休みに非常食八つ橋どら焼き菓子屋に求む
太閤の醍醐の花見はここなるか青葉の山の木陰を歩む 山中に読経の声が流れをり合わせ唱へる般若心経(上醍醐・准胝堂) 真夜中に通りし山道忘れなし関西周遊われの出でたる
山上にビールエイドを有り難ふ琵琶湖眼下に咽を潤す(辻子要氏) 一突きが三百円の鐘響く突き棒重く力込めたる(三井の晩鐘) 若者らばかりが目立つ清水寺納経するわれ珍しからむ
市内バス一日乗車が五百円何とも便利に古刹を巡る 前日に京都に居ればの参加なりキャンドルランは芦屋の開催 癌患者支援のイベント自らも煩ひをれば違和感の有り
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