|
|
夏至の陽を遮り優しく雨の降るわれ病み上がりの巡礼の旅
晩酌に飲みたる酒の効能に腰の鈍痛忘れて眠る
二時間の熟睡の後腰痛に寝返りしきりわれ眠れずに
腰痛は手術後のこと執刀に危険伴ふミスにあるらし
|
|
3番 風猛山 粉河寺 |
4番 槇尾山 施福寺 |
|
膀胱ガン手術の後のわが参加やはり疲れは並にはあらず
原因は寝不足にあり腰痛は手術に伴ふ後遺症にて
落ちているスモモを乞へば破顔にも屑と言ひつつ農夫くれたり
常連の友の欠場野苺が実るを見れば姿立ち来ぬ(福井牧子さん)
|
|
5番 紫雲山 葛井寺 |
|
|
山荘は静かに更けて河鹿鳴く携帯ネットの電波通じず(施福寺会館)
しとど降る雨の山道大きなる蟾(ひき)が現る蟹が横切る
掘一面睡蓮の花咲き満ちて天皇陵は隔離され在り
河内より大和への道最古なる竹内街道史跡にまみる
|
|
6番 壺阪山 南法華寺(壺阪寺) |
高取城趾にて |
|
山一面アジサイの花咲く径の花鞠押し分け峠に至る
われ知らず通り過ぎたる後に声見れば蝮がとぐろ巻きをり
仲間らが後から来れば追ひ払ふ金剛杖の先に絡めて
|
|
|
|
|
|
|
|
呼びかけ人 |
菅原 強氏 参考 呼びかけ人のレポート |
|
6月22日(金) |
布施屋駅⇒船戸⇒岩出⇒西田中神社⇒長田観音⇒三番粉河寺
丸浅旅館泊 約19km |
|
6月23日(土) |
丸浅旅館⇒名手宿⇒折登⇒七越峠⇒千本杉峠⇒四番施福寺
施福寺会館泊 約25km |
|
6月24日(日) |
施福寺会館⇒河内長野駅⇒錦織神社⇒富田林⇒五番葛井寺
千成屋旅館泊 約33km |
|
6月25日(月) |
藤井寺駅⇒臥龍橋⇒岩屋峠⇒當麻寺⇒御所(ごせ) 二鶴旅館泊 約 26km |
|
6月26日(火) |
御所⇒壺阪山駅⇒六番壺阪寺⇒高取城跡⇒壺阪山駅 約17km |
|
|
|
|
|
|
|
膀胱がん術後雑感
(写真粉河寺山門前)
|
6月4日膀胱がん手術のため昭和病院に入院、5日内視鏡手術、9日退院。 (私は前立腺癌とばかり思っていましたが膀胱癌でした。)
退院後特に禁ぜられることはなく、通常通りの暮らしで良いと言うことでした。しかし、微熱があったので養生・静養・休養に努める。
14・15日4kmのウォーク。
15日病院にてがんの検査結果を聞く。膀胱がんには進行状態によって3種類に分けられるそうですが、私のは初期段階ながら3種ともに性質がある珍しいケースと言われました。ともあれ、膀胱がんは転移がなくても再発有りと言うことで、9月と12月の検診予約をしてきました。訴えた下腹と腰の違和感はそのうち収まるだろうと薬も何もくれません。16日より7kmのジョグ、22〜26日まで西国巡礼の旅に出る。
疲れているにもかかわらず、旅先では腰痛で眠れなかったので帰宅後病院に行きました。先ず整形外科で診てくれと言うことで、レントゲンを撮って診てもらいましたが何でもなく、改めて泌尿器科へ行ったところ、執刀医の技術の上手下手があるようです。慰めかも知れないがと言って薬を1週間分くれました。それよりも重要だったのは小便が微妙ながら細っていることを訴えるべきでした。
(7月2日記)
|
|
|
|