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目に刺して日干しにさるる鰯なり取りたて一匹頂き喰らふ
鐘楼の無き寺のあり道成寺安珍清姫の伝説有りて
追分けの地蔵と化して友の待つ熊野古道の案内人は(小森茂之氏)
並びゐる地蔵菩薩が口を聞く友なり辻に座り待ちゐて
大津波に対処なしたる偉人伝濱口悟陵の堤防歩む(稲村の火)
常緑の木々も色付き葉を落とす南紀の山の新緑眩し
今年初の半袖姿に日に焼けて二の腕真っ赤に風呂の湯熱し
全山が蜜柑畑の峠越え白き花咲き香り芳し
蜜柑山の手入れ収穫難ならむ急なる斜面の誠険しく
辿り来し熊野古道が終はりたり名を変へ続く熊野街道
和歌の浦を眼下に見つつ巡り行く二番札所は山際辺り(御所の芝より)
煙突は火力発電古は炊飯の煙立ちゐしならむ
尿道に差し込まれたる内視鏡竿引き張らる医師の操作に
頻尿と血尿のわが検診に前立腺ガンと診断を受く
前立腺肥大がガンとの診断に入院決まり手続きを踏む
気遣ひてくるる仲間の優しきに素直に感謝し目頭潤む
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呼びかけ人 |
菅原 強氏 参考 呼びかけ人のレポート |
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5月11日 |
南部駅⇒南部峠⇒千里王子⇒岩代王子⇒榎木峠⇒切目駅 約13km
切目駅付近に宿泊予定 民宿うめもと |
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5月12日 |
切目駅⇒切目王子⇒斑鳩王子⇒津井王子⇒上野王子⇒塩屋王子⇒
御坊約20km 御坊市内 あやめ旅館 |
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5月13日 |
御坊⇒岩内王子⇒海士王子⇒道成寺⇒愛徳山王子⇒善童子王子⇒高家王子⇒内ノ畑王子⇒西の馬留王子⇒沓掛王子⇒鹿ヶ瀬峠⇒東の馬留王子⇒河瀬王子⇒津兼王子⇒久米崎王子⇒湯浅駅 約25km 湯浅駅前 一二三旅館 |
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5月14日 |
湯浅⇒逆川王子⇒糸我王子⇒宮原⇒山口王子⇒蕪坂塔下王子⇒一壺王子⇒所坂王子⇒橘本王子⇒塔下王子⇒藤代王子⇒祓戸王子⇒海南駅 約20km 海南 ビジネスホテル |
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5月15日 |
海南⇒永正寺⇒二番紀三井寺⇒玉津島神社⇒和歌山城⇒和歌山駅 約14km |
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前立腺ガンを宣告されるまでの経過
(下記写真 道成寺)
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最初に血尿でびっくりして医者へ行ったのが、平成15年マラソンの歌25号の雑感に書いてあります。前置きがあるものの結論として「血尿の症状が出たので医者へ行った分けですが、結果は何ごともなく、激しい運動をした後に出ることが有るようです。老化がはっきりしました。フルマラソンはこれまでに何十回となく走ってきましたが、血尿に激しい運動と訴えられるようになってしまったからにはねぇ・・・。」と。
ただしこの時は滝山病院の内科で、採血・レントゲン・エコーやらの検診結果でしたが、より専門的には泌尿器科へ行くように勧められました。
その後もたびたび血尿はありましたが横着をして、今年2月滝山病院での定期検診の機会に、頻尿と血尿を訴えたところ、泌尿器科専門の鈴木クリニックを紹介してくれました。早速鈴木クリニックへ行ったところ、触診で前立腺肥大と診断されて、採血結果の数値には問題がなかったようで、頻尿対処の薬をくれました。
ところが、薬の効き目が見られないままに5月、今年3年目の北海道1周ジャーニーランで、いつになく濃い血尿が4・5日続き、小豆大の血のかたまりが多量に出たので、過密スケジュールを終えた17日鈴木クリニックへ再び行きました。症状を告げると即内視鏡検査となりガンが発見された次第です。当然のごとく手術を勧められて大きな病院へ行くべき紹介状を書いてくれました。翌日紹介された昭和病院へ行ったところ、再診するまでもなく6月4日入院となりました。
横着をした期間が長かったので、この際私は病院任せで、進行状態をよく知らないままの入院です。楽観的に転移は無いものと信じて・・・。
注記
私は前立腺癌と思っていましたが、退院時判明したのは膀胱癌でした。
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