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 P-2 プログラム
2004・北緯40°秋田内陸リゾートカップ

『第1回 ENJOY JOGGER IN みちのく』
THE CHALLENGE 箱根
「塩釜神社初詣マラソン」
「鎌ニック」(鎌倉マラニック)



平成16年11月28日

2004・北緯40°秋田内陸リゾートカップ(第16回)
100`チャレンジマラソン9/26(日)『完食記』



 9月25日(土)6回目の「秋田100`」前日。角館広域センターのあちこちに見知った顔・顔・・・・。清野夫妻(かぶちゃん)に滝口さん、(50`なんて・・・楽しちゃダメですよ)横浜の千葉さん(清野夫妻の仲間とは、知りませんでした)や福島の羽根さんなど「みちのくラン」に参加してくれた人達と再会の喜びに浸った。参加する度に輪の広がりが実感出来る前夜祭は、欠かせない交流の場だ。

 

 9月26日(日)早朝(まだ真夜中ですね)角館広域センターは、ランナーの熱い想いで熱気ムンムン。スタート間近なので外に出ようとしたら、これから受け付けするとのんびりムードの2軍さんとバッタリ。「50`で止めるよ」と言うわりには、余裕の表情。(見事完走しました)午前5時6回目の、「感動のゆめぶたい秋田」がスタートした。真っ暗な中で提灯を下げ応援してくれる武家屋敷は、江戸時代にタイムスリップしたようで幻想的。ほどなく夜が明けやっと最初のエード。(10`)朝食が早いので(2時)すでに空腹。バターロールをホットコーヒーに浸して2ヶ頬張る。間もなく毎年楽しみにしている、子供達のハイタッチの嵐とかわいいエール。小さな掌からたくさんパワーを貰った。

 第6エード(32.31`)は知る人ぞ知る、要チェックポイント。かぼちゃの煮物(ホクホクで最高!)と漬物(秋田ではがっこ言います。特にぶどう漬けはこの土地だけ)超美味い!かぼちゃはあまりの美味しさに、3ヶも食べてしまった。(無かった人ごめんなさい)今年はここで、新メニュー登場。真っ黒になるまで煮つめ四角に切ってあるので、昆布の佃煮のように見た。甘じょっぱいのにほろ苦い。「これ何?」って聞いたら、「ゴーヤ煮だんだ」って。ん〜今までに味わったことが無い、不思議な味。酒の肴にグ〜!来年もあることを願いながら、次の第7エード(36.91`)へ。ここは最大の難所大覚野峠を走り切るために、必ずなめこのみそ汁を2杯。(昨年から山菜入りになりました)残念ながら昨年あったごまだんごが無かったが、山ぶどうの寒天があった。(かなり甘そうだったので、食べなかった)美味しい物をいっぱい食べたおかげで、大覚野峠のアップダウンも楽に走り通せた。

 

 ようやく半分。50`にエントリーしている阿部雅機さんが、笑顔のハイタッチで迎えてくれた。おそらく昨年より遅い到着。(毎年ほとんど時計を見ないので、正確には分からない)「まあいいさ。先は長い焦らず行こう」とのんびりかまえ後半スタート。最高気温が26℃まで上がり汗ばむ陽気になったが、エードの中間にあるポリバケツの水に助けられた。頭からかけてくれたり、氷入りの気配りがありがたかった。阿仁トンネル(約60`)を抜けると、ようやく1番の楽しみしそジュース。(約64`)いつ飲んでも「美味い!」一気に3杯飲み干した。しそジュースを作っている戸嶋牧子さんのハツラツとした姿は、ジュ−ス以上にランナーを元気付けてくれる。(戸嶋さんは友人のお姉さんです。知人が人気ナンバー1しそジュースを作っていることが、エッヘン自慢です)急坂を一気に駆け上がると北緯40°。(約65`)今年の記念写真はガッツポーズで・・・・!!

★ 変わらない笑顔がいつも温かい人情溢れる秋田100キロ 香峰
 例年にない暑さで気力ド、黄金色に輝く稲穂などの美しい初秋の景観を眺めて、気分を紛らわせた。

やっとスイカがある第15エイド。(76.83`)暑かったので、今年は特に嬉しい。甘くて美味しかったので、3切れも食べてしまった。トイレが綺麗(女性の皆さんにお勧め)な第16エイド。(81.37`)森吉名産のマルメロがある。シロップ漬けで黄桃缶詰のように甘いが、他ではめったに食べられないので、必ず食べるようにしている。残り20キロ弱、後一息頑張るぞ〜!

 直線の田んぼ道(約85`)に入ってすぐ、キンキンに冷えた缶コーヒーがある。(私設エイド)昨年はドシャ降りの後で寒かったが、感謝の気持ちを込めて飲ませて貰った。今年は待ち遠しかった。缶コーヒーがこんなにも美味しいとは・・・・。

「あっ宮城県だ。今話題の県だな。どっちになるかね?」「そうですね。私はライブドアかな。でも本当に来てくれるなら、どっちでも良いかな?」「んだね。本当に来たら良いな」コーヒーを飲みながら、しばし新球団談義に花が咲いた。たとえ時間ロスになっても、地元の人たちとのふれあい・・・・これがまた楽しみでもある。缶コーヒーのおかげで、直線の田んぼ道も快調!

 とうとう残り10`の看板が見えた。今年は洋ナシエイド(約90`・私設)健在。昨年は梨とぶどうしかなかった。「去年は洋ナシ無かったですよね」「ごめん。間に合わなかったんだ」謝られて、恐縮してしまう。私設エイドは、いつもあると思っちゃいけないですね。改めて感謝・感謝!トンネルを抜けたら残り約4キロ。さくら道で声を掛けてくれた金澤正雄さん(愛知県・64歳)が、追いつ付いて来た。「引っぱってあげるから、付いておいで」「これで精一杯、無理です」「じゃあゴールで」と手を振り走り去る後ろ姿は、軽快で年齢を感じさせない。私もほんの少しだけギアチェンジ、ラストスパ〜ト!

 ようやく鷹巣商店街。今年も多くの人が店の前に出て、拍手で迎えてくれた。そして大太鼓が鳴り響く中、5回目のゴール6回目の全エイド制覇達成!(11:28:09)「感動のゆめぶたい秋田。花街道一路」は幕を閉じた。憧れのクリスタルランナーまで、ようやく折り返し。まだまだ先は長い、目標達成のためにこれからまた、気合を入れ直して頑張るぞォ〜!

参加するたびに新しい出会いがあり、仲間との輪が広がる。心にたくさんの宝物を残してくれる「秋田100キロ」。スタッフ・ボランティア・沿線住民の皆さん、素晴らしい大会をありがとう!来年もまた皆に会うために、「秋田路」を走ります。

 ★ ありがとう感謝の気持ち込めながらゴールに向かいひたすら走る 香峰

<エイドベスト5>
1.しそジュース  2.かぼちゃの煮物 3.スイカ 
4.ゴーヤの煮物 5.洋ナシ 次点 なめこのみそ汁・ぶどう漬け


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7月16日

『第1回 ENJOY JOGGER IN みちのく』
〜仙台六十二万石 伊達政宗と 仙台の奥座敷 作並温泉への 走旅〜


「宮城県でウルトラマラソンをやりたいね」と、河合洋介さん(宮城UMC)と話したのが一昨年の夏。その後立ち消えになっていたが、雲峰さんの掲示板で「東北を走りたい、みちのくを走りたい」という声が上がり一発奮起。『ウルトラマラソンをこよなく愛し、多くの仲間と交流と親睦を深め、楽しみながら「みちのく路」を走る事を目的に参加を呼びかけます』という主旨の下、7月2日(土)に第1回目を開催した。
 ★ 案内にすぐに答えて駆けつける優しき友の笑顔輝く 香峰

 当日は台風接近の予報が一転して、雲一つ無い青空。暑すぎず風無く湿度無く、絶好のマラソン日和。6時頃には集合場所の三井アーバンホテル前に、久しぶりの顔もいつも一緒に走っている仲間もぞくぞく集まってきた。国道4号線宮城県庁道路元標前で記念写真を撮った後、7時に参加者29人(県内20名・県外9名)が宮城県のウルトラの神様・走るナビゲーター守信夫さん(宮城UMC会長)の先導でスタートした。

 コースは国道4号線宮城県庁道路元標(勾当台公園)−青葉城址―大崎八幡神社―中山4丁目ローソン駐車場―泉ヶ岳駐車場―定義の約36キロと、プラス作並温泉まで約56キロの2コースを設定した。最初からワープ希望の雲峰さんと2軍さんは「どこまで走ってくれるかな・・・・」と思いながら、丹野さん達とエイド担当になっている泉ヶ岳駐車場に向かった。

 旗とビニールテープでルート目印を付けた後、日陰を探して県外参加者の為に、仙台名物笹かまとずんだ大福等を並べてエイドを設置した。鈴木美智子さん(住吉台走友会)・洞口恵子さん(仙台SMC)と、体調不良で走らなかった高木里美さん(福島県)が手伝ってくれた。快くサポートをかってでてくれた3人に、感謝!感謝!

10時半過ぎにトップで、千葉薫さんが到着。すぐ後にな・な・なんと雲峰さん(東京都)と、2軍さん(静岡県)も到着・・・・えへへへ〜芳野さんの車ででした。ファンランだから、まあ良いでしょう!ここまではかなりきつい上りだが、美智子さんの御主人栄さん(住吉台走友会)や南仙台走友会の仲間達は、軽快に駆け上がってきてくれた。夜行バスに乗り遅れ7時まで間に合わず、8時半にスタートした小林松夫さん(栃木県)。思い荷物を背負ったままなので心配して

いたが、11時半に元気な姿を見せてくれた。相変わらずの健脚ぶりに、ただひたすら感心。11時50分に内海豊次郎さん(宮城UMC)のサポートで、佐々木真由美さん(仙台市)が到着。これで参加者30人全員が、泉ヶ岳駐車場通過。(佐々木さんと蔵本陽子さん(仙台市)は、ここから引き返した)

旗とビニールテープを片づけていたら、北山清八さん(南仙台走友会)と北村富子さん(宮城UMC)が登山道から下りて来た。コースを間違えたようだ。(印南正利さん(東京都)は山道で間違えて、グルット1周。あれ?あれ?・・・・あれ?また泉ヶ岳駐車場に、戻って来ちゃいましした)目印が分かりにくかったのだろうか・・・・反省。エイドを撤退してから、ルート目印を付けながら大倉ダム方面へ。飲食物が残っていたので大倉ダムの先に、急きょエイドを設置した。予定外の箇所にあったせいか、皆とても喜んでくれた。ここは雲峰さんも、ランで通過。少し先のシャーベット屋さんで丹野さん達としばし休息後、私達もゴールの「ほっと仙山荘」へ向かった。

 

熊ヶ根T字路を曲がってからの直線コースで、雲峰さんを乗せ15時半頃「ほっと仙山荘」に到着した。(トップゴールは鈴木栄さん(住吉台走友会)・すでに7名がゴ〜ル)正面玄関でゴールする仲間を拍手で迎え、労をねぎらった。頑張って走り通す人、車でワープする人と様々だったが、皆それぞれ充分「みちのく路」を満喫した上でのゴールだったと思う。

 

源泉100%の温泉で疲れを癒した後、17時から打ち上げを行った。顔見知りも初対面も入り乱れ、マラソン談義に花が咲き大いに盛り上がり、用意したアルコールと差し入れのお酒を、あっという間に飲み干してしまった。改めて皆の走りの源が、アルコールにある事を確信した。

翌日起き掛けに、ビールを飲む面々。これで帰りのガソリン補給もバッチリ!雲峰さん達にすぐ近くの「ニッカウィスキー工場」見学(飲み放題の試飲あり)を勧めたが、「所沢の8時間耐久レースに、顔を出さなければいけない」と言って朝食後早々に、2軍さんの運転でちっち&さり~さん(東京都)と共に帰路についた。相変わらず多忙だ。松島観光に行く前田昇さん(神奈川県)・奥さん娘さんと山寺にドライブに行く滝口博義さん(神奈川県)・このまま仕事に向かうのでビシッとスーツに着替えた印南さん・走って帰るタフガイ板垣博孝さんと大内重行さん(共に宮城UMC)を見送り、「第1回 ENJOY JOGER IN みちのく」は幕を閉じた。

第1回目で不安だらけ、手探り状態での発進だった。多々不手際もあったが、皆の心の中に楽しかった思い出として、小さな足跡を残したのであれば幸いだ。失敗・反省点を踏まえて、来年以降も開催したいと思う。旧知の友との再会、新しい友との出逢いの為に・・・・!ウルトラマラソンの輪を、広げる為に・・・・!

走ってくれた仲間ありがとう!一緒にサポートしてくれた仲間ありがとう!ウルトラマラソン・・・・バンザ〜イ!!素晴らしい出逢いと、ステキな仲間達に乾杯!!

 ★ 遠来の走友笑顔で駆け抜ける心に残る初夏のみちのく 香峰

<エイドベスト5> 

1、梅入り塩おにぎり(河合さんの奥さんと、友達加藤さんの手作り)
2、しそジュース(鈴木美智子さん自家製)
3、冷やしトマト
4、冷やしすもも
5、ずんだ大福
次点 レモン風味冷茶 (丹野さんが間違えて冷茶に、C-1000タケダを入れてしまった。意外や意外ハーブティーみたいだと好評)


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4月20日

THE CHALLENGE 箱根
〜東京・箱根107.2km〜  2004・2・28~29


<1日目> 
車道に箱根駅伝スタート地点の印(それを見ただけで、もうすでに感動!)がある読売新聞社前を、8時9分に丹野さんと一緒にスタート。「箱根マラソンのコースを走ってみたいね」と仲間達と話した夢が、今実現した。宮城県からは他に、ウルトラ仲間3人が参加。(工藤秀子さん・北村富子さん・稲本稔さん)3人共ウルトラ未経験者の、7時30分にスタートしてしまう。(ズルイ!)約40分遅れのわたし達はおのぼりさん気分で、皇居や都会のビル群を眺めながらのんびりと・・・・。

 丹野さんが独身時代に住んでいたという大森で、焼きたてのパンの香が・・・・。たまらず焼きたて熱々の、チーズクリームパンをほおばる。こんなことをしているから鶴見中継所エイド(21.3`)で、最終ランナーと言われる。「ファンランなんだから、まあいいさ」と、その後も相変わらずマイペース。

 戸塚中継所で前田さん達が、昼頃から待ってくれている。早く行きたいけれど信号と排気ガスに邪魔をされ、思ったように進めない。権太坂(約36`)を過ぎたあたりで、丹野さんが足の不調を訴える。わたしと一緒だと丹野さんが頑張ってしまうので、一人戸塚を目指してダッシュ!

 戸塚駅手前の橋の上に真っ黒い顔の下村さん(失礼)が・・・・。あまりにも遅いので自転車で、迎えに来てくれた。すぐ下村さんは、足を痛めた丹野さんのサポートに。代わって前田さんがランで迎えに来てくれた。やっと戸塚中継所。(44.3`)ゆのさんとかぶちゃんが、笑顔とエイドで迎えてくれた。4人のあったか〜い心と優しさに感謝!感謝!

   ★ エイドはる心優しき走友の笑顔が疲れを癒してくれる

 戸塚エイド(47.8`)まで、前田さんが併走してくれた。「さくら道を思い出すね」と前田さん。あの時は有無を言わせず、わたしが一方的に着いて行った。勿論初対面だから、ほとんど会話もなかったっけ・・・・。「さくら道」の思い出を重ね合わせながら、約5キロを走った。

 前田さんと別れてからは、地図を片手にず〜っと一人旅。特に茅ヶ崎の海岸線は、「あっえぼし岩だ〜」と喜んでいたのもつかの間。海と砂浜がどこまでも続く、変わり映えのしない景色に飽きてきた。サイクリングロードや遊歩道を走って気分を変えようとしても、前にも後ろにも人影はなく気力が途切れるばかり。(後で丹野さんから、前田さんと下村さんがずっと併走してくれたと聞いて、大ショック!)

   ★ えぼし岩さみしく眺め走りつつ海岸線をただ一人旅

 戸塚での皆の笑顔を思い出しながら、何とか根性のみで走り切り、薄暗くなりかけてきた17時30分頃ようやく大磯プリンスホテルへゴール!一日目約72キロの旅は無事終了した。

 18時からの懇親会ではお腹がペコペコだったので、中華料理をたべまくりながら、ゲストとスタッフ紹介やトークタイムなどで、楽しい一時を過ごし疲れを癒した。気持ちはゆったりしたが、入浴後に足のマッサージをしても完全に疲れはとれない。足の不安を抱え雨の予報を気にしながら、次の日に備えて早めに就寝した。

<2日目>

 朝起きたら、すでに小雨がパラパラ・・・・。残念ながら.天気予報があたったようだ。前日はわたしと丹野さんが遅いスタートだったので、2日目は宮城県からの5人一緒に、一番早い順番にしてもらった。小雨の中8時に2日目がスタート。徐々に雨足が強くなる。小田原のかまぼこエイドだけを楽しみに、丹野さんと雨の中をひた走った。

 ようやくドシャ降りの中、小田原エイドに到着。3種類のドレッシングを用意してくれていたので、いろいろ楽しみながら頬張った。主催者の坂本さんが、「ここで食べられる人は、たくさん食べた方が良いですよ」と言ってくれた。大きくうなずきおにぎり・パン・チョコレートetcお腹いっぱい食べさせてもらった。

 箱根はさすが観光地。お土産やさんが立ち並び、観光客でごった返していた。(リュックを背負っていたら、お土産を物色したかった・・・・残念!)人混みの中をぬって行くと歩道がなくなり、いよいよ待ちに待った?あの有名な箱根の山上りが始まった。

 横スレスレを大型観光バスが何台も通過し、ハラハラドキドキ!きつい上りに追い討ちをかけるように、雨が激しくなり風と霧も出てきた。お正月にTVで観る、白い息を吐きながら山を軽快に駆け上がる、学生の姿が頭をよぎる。前日の足の疲れもあるので、わたしは無理をせずひたすらゆっくりタラタラと上るしかない。ようやく宮ノ下エイド。(30.9`)熱々のうどんが冷えた体にありがたかった。強風でエイドのテントが、今にも飛ばされそう。その悪天候の中で飲食物を提供して、一生懸命にサポートしてくれるスタッフにただ頭が下がる。温かいうどんで元気回復したのに、激しい向かい風と横風で前に進めない。おまけに濃霧がたちこめ、あたりは真っ白で視界ゼロ。モォ〜嵐です。あまりの強風で、フェンスに何度もたたきつけられる。それでもただひたすら、必死に上り続けた。最高地点834mの看板(約33`)をみつけ、「もう上らなくていいんだ」と思ったら、ほっとすると同時に疲れが吹き飛んだ。

   ★ つづら折り果てなく続く箱根山兵達に負けじと上れ

 しばらく下り続けると、芦ノ湖が眼下に広がるはずなのに、相変わらずの濃霧で全く見えない。芦ノ湖の船着場で、道が左右に分かれていた。地図を広げようとしたが、雨でボロボロになり見るのは不可能。しばらく待っていると、霧の中からランナーの姿が現れた。「左」と教えてもらい、一緒に約2キロ先のゴールへ。13時頃に箱根駅伝ゴールの碑にタッチして、ようやくフィ二ッシュ!2日目嵐の中での37.5キロの旅は、やっとやっと終了した。

 冷え切った体をお風呂で温めた後、昼食を食べながらビールで乾杯して、皆の健闘をたたえ合った。運転手さんの技術を感嘆したくなるほどの濃霧の中、熱海まで降りてくると空は晴れわたり、桜の花まで咲いていた。あの大嵐は、何だったんだ・・・・。スタッフの人が、「箱根の天気は荒れることが多いけど、あそこまでひどくなることは滅多にない」と言っていた。貴重な経験をしたということで、良い方に解釈しましょう!

 一生懸命にサポートしてくれた、(株)ランナーズ・ウエルネスアスレティッククラブの皆さん、ステキな2日間をありがとう!


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平成16年1月7日

「塩釜神社初詣マラソン」


 1月3日に南仙台走友会恒例(6年連続)の走り初め、塩釜神社初詣マラソン(往復約50`)を行った。例年は雪が降ったり冷え込んだりの悪条件だが、今年は冷え込みもなく、青空がのぞき走りやすい天候の中、7時に極楽湯(名取店)を16名でスタートした。

  

 転勤で転居した千葉県松戸市から、3年連続駆けつけてくれた黒澤洋一さん。療養中のため、自転車で併走してくれた神居敬吉さん。ウルトラ仲間の工藤秀子さん、丹野京子さん(共に宮城UMC)の参加で、賑やかな顔ぶれとなった。初対面の人も多かったがマラソンという共通の趣味のおかげか、すぐに打ち解け走りながら話しが弾んだ。

 快調に4号バイパスから産業道路へ。いつもは海からの冷たい風に悩まされるが、ほぼ無風で陽射しもあり暖かく汗ばむほど。コンビニでの給水と休憩をはさみ、11時前(4時間弱)に塩釜神社に到着した。

 念入りに祈願して、甘酒を飲み温まってから復路スタート。今回はファミリーレストランで、ゆっくり昼食を食べる時間の余裕が出るほどハイペース。4号バイパスに戻った頃、雲行きが怪しくなってきたのでより一層スピードアップして、15時30分頃にゴールした。ポチポチと雨粒が落ちてきたが、ほとんど濡れずにすんだのでほっとした。

 「皆変わってないのが良いすね。アハハハ」と豪快に笑う黒澤さん。走友会の仲間との1年に1回の交流を、大いに満喫したようだ。今年も元気な顔を見せてくれた黒澤さん。走りたい気持ちを抑えて、ずっと自転車で着いて来てくれた神居さん。わざわざ泉区から足を運んでくれた、工藤さんと丹野さん。ありがとう。そして7時間50`を一緒に走ってくれた仲間たち、ありがとう。今年もそれぞれの目標に向かって、楽しく走って行きましょう。


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平成16年1月7日

「鎌ニック」(鎌倉マラニック)


 「さくら道」の仲間に会いたい、鎌倉を走りたい一心で12月19日夜行バスに飛び乗った。車中は満席でほとんど眠れなかったが、鎌倉駅で皆の顔を見たら、疲れが一気に吹き飛んだ。途中で合流する2軍さんを残し9時過ぎに、15名で江ノ電に乗り江ノ島に向かった。

 クコさん(「さくら道」でニアミスしてるかも)・安田さん・下兄さん・ちっちさん・I村さん・井藤さん、6人の初対面者とも電車の中ですぐに和気あいあい。ウルトラマラソンという、共通の趣味のおかげでしょうか・・・・。21年ぶりの江ノ電の旅はあっという間に終わり、江ノ島に到着。

 いよいよ「鎌ニック」スタート。まずは冬でもサーファーで賑わう、江ノ島巡り。まだ早いので露天はやっていない。昼時だったら魚貝類を焼く香ばしい匂いにそそられて、立ち止まらずにはいられなかったでしょう。イカポッポもあったかな・・・・?

 青空がのぞき天気は良いのに、やはり海からの潮風は頬に冷たかった。七里ガ浜〜稲村ガ崎では、オットセイのようにプカプカと波間に浮かぶサーファーの多さにびっくり!2軍さんが持って来てくれた、松華堂のぽた柿を食べて小休止。(甘い物が苦手なわたしは、2軍さんの厚意を無にしてしまいました。ごめんなさい)

 稲村ガ崎〜極楽寺までは初めてのコース。名物力餅を買ったゆのさん、嫌な予感が・・・・。TVドラマ「俺たちの朝」の舞台にもなった、懐かしの極楽寺。撮影禁止だったのガッカリ!

 コンビニで昼食を買い、木造の観音様で有名な長谷寺で昼食タイム。なぜかおつまみがあり、早くも泡ジュースを飲んでいる人も・・・・。ついにきた〜一人一個のノルマで力餅が・・・・!食べられないことはないけれど、やっぱり熱〜いお茶が無いと・・・・ちょっとね。あんこ好きの人のためにしっかりこそげ落として、お餅だけを食べた。長谷寺から前田さんの自宅が見えた。毎日リゾート気分満喫で、羨ましい!

銭洗い弁天では前に来た時に洗ったが増えたとは思えなかったので、手間を省いて洗わなかった。クコさんはお札まで洗って、かなり気合が入っていた。今度会った時は、億万長者になってるかも・・・・。

 いよいよ鎌倉最大の名所大仏様。時間に余裕がなかったので、塀の隙間から覗いて拝んだ。大仏様の前で写真を撮りたかった・・・・残念!次回はお願いしま〜す。


 大仏裏の森林コースはアップダウンありトレールありで、なかなかハード。源氏山から北鎌倉へ。(さだまさしの縁切り寺のフレーズ・・・う〜ん懐かしい)建長寺先の鎌倉アルプスから富士山がくっきり見えた。感激!疲れが出てきた頃グッドタイミング、滝口さんのエイドへ到着。熱々の豚汁と地ビールは最高!わたし達ウルトラランナーは、滝口さんのような懐の広い人達に、支えられていることを痛感した。日々感謝の気持ちを忘れずに、走らなければ・・・・!

 やっと初詣の準備の始まっている、鶴岡八幡宮に到着。お参りをしてから名物の鳩サブレを買って、鎌倉駅へ。約20`7時間の旅は終了した。銭湯に入った後に行われた打ち上げでは、より一層親睦が深まり大いに盛り上がったことは言うまでもない。

 ウルトラの仲間達、たくさんの心温まる思い出をありがとう!素晴らしい出逢いとステキな仲間達に乾杯!

★ マッチ箱つなげたような江ノ電は哀愁漂いレトロの香り

 次の日早朝に兄の家から(公団の9階)雲一つない真っ青な空に、真っ白い雪をかぶった富士山がはっきりと見えた。9月の「高尾ラン」の時は、黒富士がくっきりと見えていた。富士山を見ると幸せ気分になるから、不思議ですね。昨日良いことがあったからでしょうか・・・・!

★ すばらしい仲間と出会えた次の日に輝きそびえる白富士の山


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